なかなか決まらない?

【123万円?】

先週、税制大綱が決まりました。例年より1週間遅れの決定です。

話題の103万円は123万円となり、

基礎控除が48万円から58万円へ、給与控除の最低55万円が65万円へ、

地方税の基礎控除は変更なしです。あれ???

ガソリン税の上乗せ分は廃止。

騒いだ割りには少ないような気がします。

まあ~、決戦は来年度予算案ですから、

双方、余力を残した前哨戦という感じでしょうか。

なんとなく、税制大綱も読む気になりません。

この103万円から123万円への引き上げ、

国税と地方税の減収は約6,000億~7,000億円、

与党幹部のコメントによると税の自然増で賄えるそうです。

ガソリン税も国と地方を合せて約1兆5千億円、

両方合せて、約2兆2千億円、こんなものかなと考えてしまいます。

【税収見込み】

ところで、補正予算が成立しましたが、

この補正予算とともに令和6年度の税収見込みも修正されています。

当初見込みの69兆6,080億円が73兆4,350億円に上方修正です。

約3.8兆円の増加です。

過去最高の昨年(72兆761億円)と比べても約1兆3,500円増加しています。

しかも、今年は定額減税により約2兆3,000億円税収減となっています。

もし、定額減税がなければ、約3兆6,000億円増加していることになります。

恐らく、地方税も同様に増加していることが考えられます。

来年の税収はどうなるのでしょうか。インフレは続いています。

税制大綱の国と地方を合せて約2兆2千億円の税の減収、

一方、国のみで実質の税収が約3兆6,000円の増加、

これって、どう考えればよいのでしょうか。

当然、物価上昇や国家公務員の賃上げも考えなければなりません。

与党の国会議員や財務省の人に教えてほしい気がします。

個人的には、税収が当初見込みより増えたら、

半分は国債の償還、残りの半分は返してほしいと思います。

わがままでしょうか・・・。

話がずれていますよね。

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