国保の保険料も!

【商工会議所】

今週初め、商工会議所の確定申告相談会に従事して来ました。

この相談会、個人の会員、売上が1,000万円前後の方が多く参加されていると聞いていましたので、白色申告が中心かな?と思っていました。

でも、売上が1,000万円台後半となると、全員が青色申告、貸借対照表を作成されている方もそれなりにいらっしゃいました。

貸借対照表と帳簿、それに電子申告ならば65万円控除が可能となります。

相談内容も具体的ですし、相談会で最終確認をしたい! という感じです。

「会場に来なくても大丈夫なのでは……。」とお話すると、「やっぱり不安!」と皆さんおっしゃいます。確かに不安ですよね。

この会場に参加すれば、税理士の相談、商工会議所の職員からのアドバイスや情報収集もできます。

相談終了後、早速、商工会議所の職員の方と事業復活支援金の話をしていました。

この支援金、事前審査が必要なのですが、商工会議所の会員であれば無料で商工会議所が審査してくれるそうです。

小規模共済や倒産防止の一括納付も年末ぎりぎりまで受け付けてくれます。

会費も個人ですと安いのでメリットがあると思います。

もちろん、地区によって異なるでしょうが…。

【国民健康保険料も】

相談会では、当然、所得税、住民税の納付額の説明をします。

飲食店業、休業要請支援金が結構な金額となり、納税額は前年と比べ大幅に増えた方が多かったのですが、皆さん覚悟されていたようで、

「大丈夫です。準備してます。」とのお答えでした。もちろん、例外の方はいらっしゃいます。

今回はこの納付額の説明に加えて、国民健康保険の保険料についても説明をするようにしていました。

保険料は社会保険料控除の対象なので、皆さん保険料を計算してきます。

金額の確認をしつつ、今回は支援金で所得が増えそうです。国民健康の保険料もかなりアップしますよ。後で確認しましょうね。と前振りをしています。

税額の説明をしつつ、ネットで国民健康保険料の概算を確認すると保険料が大幅にアップする方が多かったです。

「え! 月2万円も増えるの!」と驚きの声があがります。

税金と社会保険料、分野が違うという意見は多いです。

税理士は税金。社会保険料は専門家に任せてと言う意見は正論です。

でも、素人なりに傾向は伝えるべきだと思います。心の準備が出来ます。

後は、市役所や社労士さんへ、こんな感じでいかがでしょう。

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