年末調整、廃止!?
【意見は色々】
自民党の総裁選、候補者が乱立しています。
政策も増税中止、政策活動費廃止、マイナ保険証見直し、金融所得課税強化、
年末調整廃止、給食無料化等、色々出てきています。
今までの議論は何だったのだろうか?と思わず考えてしまいます。
特に年末調整廃止は突飛な感じがします。
色んな意見がネットで飛び交っています。
税務署がパンク! 年寄りを置き去り! 全ての所得を把握するのか!
手間がかかる! いやいや、納税意識が高まる! 会社の事務作業が助かる!
簡素化する! 個人情報が漏れる! 税金を多くとられる!など
いずれもごもっともという感じです。
実際、年末調整を廃止するとどうなるのか?
サラリーマンや年金生活者の全員が確定申告することになります。
どのくらい増えるのでしょうか?
給与所得者数は約6,000万人、年金受給者は約4,000万人、重複もあります。
よくわからないのですが、いずれにせよ、かなりの人数です。
もっとも、既に医療費控除やふるさと納税で確定申告している人もいます。
お年寄りが困るという人もいますが、
お年寄りのスマホ利用者やネットバンキングの利用者は結構、多いです。
年末調整廃止、仕組みを工夫したら、上手くのではないでしょうか。
【一番、心配?】
現状、e-Taxやマイナポータルは確かに使いにくいです。
既にChromeをダウンロードしているのにダウンロードしろというとか、
保険料控除データ等もいちいち紐付けが必要です。
これらを改善する、例えば、
マイナンバーを保険会社に送れば登録、自動ダウンロードされているとか、
納付や予定納税も銀行にマイナンバーと振替の届出をすれば終わりとか、
株式、暗号資産、土地の売却も証券会社や仲介会社に、という感じです。
恐らく、社会保険料も同様です。
もちろん、紐付けが正しくされているかどうかの確認は必要です。
個人的には十分な工夫をすれば意外にいけるのではと思います。
むしろ、怖いのは源泉徴収、特別徴収、社会保険料の徴収がなくなることです。
控除がなくなるということは手取りが多くなるということです。
悪魔が囁きます。お金があるよ・・・。つかっちゃえ~! ここが、怖い!
でも、別の目的が…。 そうか! 消費拡大…?