メリットが･･･

【マイナ保険証？　キャンペーン？】

マイナ保険証の利用が低迷しています。3月末現在で約5％です。

そこで厚生労働省は5月～7月、キャンペーンを行なうと発表しました。

医療機関での「ポスター掲示、利用への声かけとチラシの配布」です。

利用率が向上した医療機関には最大20万円（診療所10万円）が支給されます。

これで普及するのでしょうか？

私はマイナ保険証を利用しています。

理由は特定健診、診療情報、薬剤情報が医療機関、薬局で利用できるためです。

しかし、ちょっと不便です。

受診のとき、マイナ保険証がなければ、

診察券と保険証をセットで受付さんに渡せば全てが終ります。

マイナ保険証の利用のときは、

診察券は受付さんへ、マイナ保険証は暗証番号入力と同意のボタンが2回、

はっきり言って、面倒ですよね。

しかも、診察の時、何故か？　特定健診の結果の提示を求められます。

薬局でも、何故か、お薬手帳（薬剤情報）の持参を求められます。

薬剤情報は3年分、マイナ保険証で取得できます。

お薬手帳、2冊以上持っている方もいます。シール忘れもあります。

はっきり言って正確な情報ではありません。でも、提示を求められます。

薬剤師さんはこの事実を知っています。でもルールですから･･･。

【メリットが必要！】

マイナ保険証を使えば正確な医療情報（請求分）を入手できます。

しかし、不正確なお薬手帳を求められます。権益なの？

診察も同様です。特定健診の結果の用紙が必要なのでしょうか？

よく考えれば、マイナ保険証を利用したら、お薬手帳は不要なはずです。

薬局も手帳の内容チェックの手間も省けます。特定健診も同じです。

手間が省けるならば、診療報酬の点数を見直しして、

自己負担分をもっと軽減できないものでしょうか。

現状は利用で10円～20円安くなるだけです。

DXで生産性向上！　効率化！　この程度なのですか？？

お薬手帳を忘れることはよくあります。2つも3つもある方もいます。

シールの貼り忘れもあります（実際は負担が高くなるので･･･）。

マイナ保険証、利用すると自己負担が少なくなり、

かつ、お薬手帳や健診結果も必要ありません。

これなら、普及すると思うのですが･･･。