ふるさと納税、こども宅食!
【東京でも・・・】
11月、ふるさと納税をどうするか?と悩む時期になってきました。
今年はどのくらい出来るのかしら?という相談も増えてきました。
このふるさと納税、上限があり、
これ以上するとお得にならないという金額があります。
サラリーマンですとお給料なので上限金額の計算は簡単なのですが、
個人事業者の場合は、売上等により所得が変わるため、
上限金額の計算は悩ましいものとなります。
結局、安全をとって低めの金額をお知らせすることが多くなります。
ところで、先日、業界紙を読んでいると
東京でもふるさと納税があるという話が載っていました。
このふるさと納税、文京区が実施し、「こども宅食」と呼ばれています。
内容は、NPO法人、企業等と文京区が共同体を作り、
経済的に困窮する同区内の子育て世帯に食品等を宅配する事業です。
この事業、平成29年10月よりスタートしています。
事業内容からもちろん、返礼品はありません。
【多少心配だが、ひろがりが!】
この「こども宅食」、令和3年度の目標金額は約4700万円だったのですが、
約5700万円(890件)の寄付があったそうです。
宅食の配達は2ヶ月に1回なのですが、
令和4年は1月に特別便、8月に増量便を実施したそうです。
8月はさらに物価対策として
臨時便、QOUカード1万円分(約730世帯)に配達したそうです。
頑張っていますね。
でも気になることが1つ、
スタートした平成29年の寄付は8200万円だったのですが、
令和3年の寄付は約5700万円と寄付額が年々減少していることです。
でも、この文京区で始まった取り組み、
佐賀県など他の自治体でも始まっています。
このようなふるさと納税、こども食堂とともに広がるとよいですね。