税務署からのお尋ね??
【突然、税務署から手紙が!】
確定申告、残り1週間を切りました!
申告がまだの方はいよいよです。この土日がポイントでしょうか?
ところで、コロナ禍、税務署からのお尋ねが届いたと言う話をよく聞きます。
税務調査が難しくなり、簡便な方法が多用されているようです。
加えて、UberEatsや出前館の配達パートナー、Amazonの配送、メルカリ等が多くなりました。
一定程度の収入がある方は確定申告書が必要となります。
私は少ないし、大丈夫と思ってはいけません。
税務署もこれらの会社に働きかけを行い、バッチリ情報を入手しています。
暗号資産や金の売却だけではありません。
当然のことながら、税務署からのお尋ねが来ることになります。
お尋ねが届いたら素直に申告することが大切です。
実際、多くの方が申告をされています。
【相続もお尋ねが増えています!】
これ以外にもお尋ねは届きます。
多いのは不動産の売却や取得、相続です。生命保険もありますね。
不動産の場合、登記が行われるとその情報を税務署は入手しています。
結果、譲渡の申告や資金の出所が問題となり、お尋ねとなります。
相続も同様です。死亡届を市役所に出せば、市役所より税務署へ通知されます。
税務署はKSKシステムというもので、ある程度の財産を把握しています。
この結果、約6ヶ月過ぎるころにお尋ねとなります。
もちろん、お尋ねが届いたからといって全て申告につながるとは限りません。
只、お尋ねが届くということはかなりの確率で申告することになると思います。
私も父親が死亡したときに届きました。
この時は相続税の基礎控除額までには多少の余裕があり、申告不要でした。
でも、葬式費用や債務をきちんと把握していなかったら、超えるところでした。
母親の時は、お尋ねは届かなかったのですが、申告期限ギリギリまでオタオタ。
高額療養費がポツリポツリと入り、ほんのわずかな金額で申告不要でした。
相続の場合、基礎控除額が5000万円から3000万円に縮小されたことが大きいと思います。
このお尋ね、悪いことばかりではありません。
申告不要と回答したのですが、いやいや申告してくださいという場合もあります。
忘れられていた預金や生命保険金がある場合です。
この場合は、相続税を払ってもラッキー!ということになります。
今回、お尋ねの対応をしました。申告不要なのですが基礎控除額までにあまり余裕がありません。
どちらになるやら、不安でしかたがありません。