交際費はいくらまで?

<フリーランスや個人事業には交際費の上限がない!>

「交際費、これっていくらまで使えるの? みんな、結構、使って見るみたいだけど…」と言う質問があります。

「う~ん…。限度、ありませんね。中小企業は年間800万円か、接待飲食の50%のいずれか大きい方ですけど、個人、フリーランスはありませんね。」

「限度なし! だから、みんな、使っているのか!」

「でも、上限なしといっても結構、大変ですよ。認められる条件もあるし、使いすぎて病気になったら大変ですよ。」

この上限なしの話をすると、皆さん、うれしそうな顔をします。

会社勤めの時代、交際費の使用は一定以上の上長のみとか、使うにしても伺書の提出、接待内容、目的、効果などを上長から聞かれ、面倒でしたよね。

でも、フリーランスの方や個人事業主の方の交際費が経費として認められるには、条件があります。

<交際費が経費として認められるかどうか

ずばり、今、営んでいる事業に関係するかどうかです。

この食事は誰と行ったか、その時の話の内容(事業に役立つのか)とか、これを説明できるかどうかです。

数は少ないですが、これを律儀に、摘要欄とか、領収書の裏面に書いている方もいます。

おそらく、以前、勤めていた会社の時の習慣なのだと思います。

この習慣が身についていない方は、こちらから説明しても、摘要欄にお店の名前のみか、

領収書そのもの(書き込みなし)をいただくという感じです。

こちらの方が多いかな? と思います。

これでもよいのですが、税務調査の時は困ります。

「このお店、金額が高いようですが、何方と行かれました?」

その方と事業と合わないようですが、内容はどうなのですか?」

「金額からみると他にもいらっしゃるのでは?」

「日付、日曜日ですが、これって家族連れが多い時間帯ではありませんか?」

こんな感じの質問が飛んできます。

皆さん、実際に事業に関係しているものなら、過去の飲食でも不思議と覚えておられます。

もちろん、勘違いもありますが、

個人事業、フリーランス、交際費に上限はありませんが、事業に関係するかどうか

ここがポイントです。

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