鬼ごっこ!
【節税!】
自動販売機! 航空機! 海外不動産! ドローン! 建築用足場!
皆さん、これらの言葉から何を連想されますか?
一見、つながりのない言葉の羅列です。
しかし、いずれもつながっています。
ヒントです!
保険! 一般社団法人!
勘の良い方は、はは~ん! とお判りだと思います。
最後のヒント! このうち2つは令和4年度の税制改正に関係します。
わかった! 節税だ!
そうです。その通りです。
これ以外にもタックス・ヘイブンや匿名組合は有名ですよね。
これらの節税スキーム、毎年、税制改正の都度、規制が強化されています。
ネット社会なのでしょうか、一度、取り上げられるとあっと言う間に広がります。
でも、あっと言う間に規制がかかります。
知恵比べ、鬼ごっこですね。
【少額減価償却資産、一括償却資産の見直し】
今回は少額の減価償却資産と一括償却資産にメスが入りました。
対象はレンタル事業のドローン、建築用足場、LED、マイニングマシンです。
いずれも1台当たり10万円未満か、高くても20万円未満です。
皆さん、わかりますよね。
10万円未満の減価償却資産ならば、沢山購入しても即時償却です。
このスキーム、即時償却できる資産を大量に購入し貸し出す事業です。
納税額が大きくなることが予想される場合に有効です。
違法性もありません。しかも節税効果は大きいです。
注意点は、確実にレンタルができる。期間終了後の買取りがあることです。
極めて有効です。
このため、少額の減価償却資産と一括償却資産が見直しとなりました。
簡単な改正です。
「対象資産から貸付け(主要な事業として行われるものを除く)の用に供した資産を除く」です。
シンプルですね! 捕まえた!
でも、新しいスキーム、生まれるのでしょうね。
商売が上手な人、知恵者がいるかぎり・・・。
少し分けてほしい・・・。