ネットで申告! でもね?

【ネットで申告】

いよいよ確定申告が始まります(還付の人は1/1から申告ができます)。

早々に申告書を作成する人のため、1月下旬より確定申告電話相談センターが開設されています。

税務署に電話すると自動音声による案内があり、確定申告の相談となると電話相談センターにつながります。

eTaxや確定申告書作成コーナーの操作方法(入力)は専用部門、税務相談となると税務署や税理士が待機するセンターにつながります。

私も先日、センター業務に従事しました。

いずれの日も40~50件の相談があり、電話がなりやまない状況でした。

正直、疲れるのですが、皆さんがどのようなことで困っているかを知るよい機会となりました。また、自分自身の知識の洗い直しにも役立ちました。

そこで感じたのですが、年配者の方も含め、皆さん、国税庁のホームページ、確定申告書作成コーナーを利用されているようです。

今年からeTax、二次元バーコード(スマホとマイナンバーカードの利用)方式が可能となったことや新型コロナの影響によるのかな?と感じています。

紙の方は少数派になったのかな?という感じです。

また、確定申告作成会場に行こうと考えていた人や紙で申告と考えていた人も、

国税庁のホームページの確定申告書作成コーナーを紹介し、「ネット以外にも印刷して申告を選択することも可能です。自動計算です。」

と紹介すると、皆さんこのコーナーを利用しますと答えてくれます。

これもネットで申告の一つかな~~と想います。

【谷間に落ち込む】

でもこの確定申告書作成コーナー、困ったことがあります。

操作方法と税務相談が同時にある場合です。

この相談コーナー、操作方法と税務相談は別々の対応となります。

例えば、医療費控除、どのような場合タクシー代が認められるの? どう入力するの?となると、もう~、いけません。

相談員がこのコーナー、医療費控除の明細画面にたどりつくには、相当数入力、とりあえず入力する必要があります。ミスすると画面が進みません。

幸い医療費控除の画面は知っているので、事なきをえましたが、

ある年配の方、還付申告のため、源泉徴収票を入力したのだが、何故か納付になってしまった。考え方は正しいよね?と問い合わせがありました。

お話を聞くと考え方は正しいのです。明らかに入力ミスです。

でも、画面は見えません。転送です。でも、つながりません。

ごめんなさいと平謝りです。

ソフトはそんなものだといってしまっては身も蓋もないのですが……。

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