つかれるよね・・・。

【給付金】
自民党が参議院選挙の公約に掲げた現金給付1人2万円、
どうも、評判がよくないようです。
各種の世論調査、反対が軒並み50%を超えています。
消費税の減税よりは即効性はありますが、
一度、給付すれば終わりというのが良くないのでしょうか?
もっとも、賛成も調査によっては40%台前半を確保しています。
もらえるものはもらうと言う感じでしょうか?
消費税の減税にしろ、現金給付にしろ、
最近の超々長期国債の利回りと人気のなさを見ると
そんなお金があったら、使いの残しの予算も含めて
国債の減額や国債の買い入れ(返済)をしたらと考えてしまいます。
国債費が多少でも減れば減税等に回せるような気もします。
【つかれるよね・・・ 自治体は!】
ところで、この現金給付1人2万円、
地方自治体の組長さん達がSNSで反対を表明しています。
ある組長さん、国会議員にこの給付事務に従事させては?と発信しています。
確かにそう思います。
子供や住民税の非課税の上乗せもあり、
マイナンバーとの銀行口座の紐つけも完全ではない以上、大変だと思います。
実際、昨年の定額減税、
皆さんは終わったと考えているでしょうが、終わってはいません。
定額減税で税金を引ききれなかった人は調整給付金が支給されましたが、
確定申告により、さらに不足額がある人や、
給付金から漏れてしまった人達への不足給付金の支給が残っています。
これが結構、手間らしく、多くの自治体が苦労しています。
正式名称は定額減税補足給付金(不足給付)です。
各自治体、ホームページや市報等で計算に時間がかかり、
個別のお問い合わせには答えられませんと掲示しています。
この作業が終わって、やれやれと思ったら、現金給付の作業、
怒りますよね!
消費税の減税、「5% 引き下げ」、「食料品 0%」、
公約で掲げるのはよいのですが、結構な手間と時間がかかります。
ほんとうにつかれるよね・・・。と言いたくなります。