暗渠??
【水路が多い】
今週、土地の現地調査に行ってきました。
新幹線と在来線を乗り継いで、約2時間。まずは市役所です。
市役所まで、少し距離があるのでタクシーを利用しました。
運転手さんは年配の方です。
運転手さん曰く、
「番地よりも、水路で囲まれた町の名前を言ってくれた方が良く分りますね」
「地図を見ていたのだけど用水路が多いなあ~と思っていました」
「そう、駅から市役所までは干拓地だったからね~」
「そうか、田圃だったのですね。それ以外は主に桑畑?」
「その通り、桑畑、お蚕さんですね」
「そうなの~ 私の田舎も同じですよ。大きな製糸工場が2つありましたよ」
「いっしょじゃね。今じゃ、水路も蓋をしているところが多いき~」
そうこうしているうちに市役所へ到着です。
建築指導課、道路課は6階か~、資産課は2階か~。
【暗渠??】
電話で確認していたとおり、
窓口の横にモニターが2台あります。
モニターから町名を選択し、地番を入力すれば
対象地区の地図が表示されます。
正しければ。コピーのボタンをクリック・精算して終了です。
便利ですね。
「あれ、ここに小さな用水路があるはずなのに? すみません~」
「ここは暗渠ですね。ここの暗渠が確か1m以下ですね。
1m以下なら中心線はそのままですね。
セットバックは必要ないと思いますよ」
「そうなんですね。助かりました。現地で確認します」
現地に行ってみると、確かに暗渠があります。幅は1mもありません。
この道路の幅、台帳の記載通り4.5mです。
セットバック、暗渠が左右するのか!
水路は分っていたのですが、暗渠、勉強になります。
現地に足を運ぶ、これって大切ですね。