海外研修!
【研修旅行?】
自民党女性局のフランス研修が炎上してます。
とうとう女性局長の辞任にまで発展しました。
これで収まるかどうか、分りません?
費用は党のお金と自己負担、研修報告も予定と説明しても・・・。
どうも「観光旅行、ゆるせない!」という意見が多いようです。
スケジュール表を見る限り、研修よりも観光が多いのは事実のようです。
まあ~、この研修の問題、色々意見はあるでしょうが、
個人的に興味があるのは、自己負担はともかく、
自民党が負担した費用が研修者の給与として課税されるかどうかです。
この点については、国税庁のタックスアンサー
「No.2603 従業員レクレーション旅行や研修旅行」に説明があります。
この研修、課税されるかどうかも一つの視点ですね。
【税金は?】
そう言えば、会社員の時、短期海外研修の企画・実行を担当していました。
各部門からの推薦を受け、優秀社員の
海外の提携先企業と関係業界施設の訪問、約1週間の海外研修でした。
今回の自民党とよく似ていますね。
この研修、海外の提携企業の訪問は別として、
それ以外の旅行内容の企画は各旅行会社の企画等の見積もりです。
優秀社員というところがポイントです。
お遊び部分もそれなりにあります。似てますね???
各会社の説明を聞いてみると1社だけ
移動日・休日を除き、全ての日程の午前、午後に研修を入れていました。
質問をしてみると次のような説明でした。
「研修費用が会社経費として認められるのは通常の勤務形態と同様であること、
つまり、移動日・休日以外は通常の勤務、つまり研修が必要です。
海外という性格上、国内勤務と同じ時間とはいきませんが、
研修目的を明らかにし、参考図書を事前配布するとともに
研修終了後は全員の感想文の提出を義務づけることにより、
税務上も経費としてみとめられる可能性が高いと思います。」
なるほど! 多少、見積もり金額は高かったのですが、
目的も明確になることから、この会社を選定しました。
数年後、国税局が業界各社の海外研修の重点調査を実施しました。
当社はスケジュール表、目的と事前配布の参考図書、感想文を提出しました。
追加質問もなく、OKでした。
この旅行会社の研修を実施した他の会社も何も問題がありませんでした。
後は・・・。