年末調整、電子化・・・
【保険料だけ】
12月、年末調整でいそがしくなります。
扶養控除等申告書、保険料控除申告書、基礎控除申告書等の3枚、
入力するだけでも大変ですが、チェックも手間がかかります。
電子化すれば、従業員も会社も楽になるという考えがあります。
電子データを取得、このデータをソフトに転送、出来上がりという感じです。
このためには電子データを国のマイナポータルに集める必要があります。
今のところ、生命保険料と住宅ローン控除のデータが対応可能です。
3枚のうちの保険料控除申告書の大部分と住宅ローン控除ということです
これだけという感じが正直否めません。
【面倒くさいね!】
控除の保険料データ、マイナポータルに集めることが必要です。
マイナポータル、利用するにも利用者登録等の手続きが必要です。
しかも、連携してデータを集めるための事前設定も必要です。
そもそも、各々の保険会社から電子データを取得する作業も必要です。
当然のことながら各作業にはIDとパスワードが必要です。
保険契約の証券番号も必要になります。
保険料、この控除のために・・・。
保険料控除証明書、なにもしなくても各社から郵送されます。
紙が便利! となるのが自然ではないでしょうか。
一連の電子化の作業、
各々の保険会社から保険料控除のデータを取得するのにも
利用者登録のID、仮パスワード、確認のメールアドレス、パスワード変更、
そして画面作業、そうそう、証券番号(どこにあるの?)。
セキュリティの関係で仕方がないのですが・・・。
総務省、国税庁、デジタル庁、保険会社、それぞれがという感じです。
初回のハードルが高すぎます。
電子化、大賛成ですが、何か目線が違うような気がします。