うまくいくのかな?
【区分記載請求書でも】
最近、インボイス制度と電子帳簿保存法に対応したソフトウェアの
宣伝をテレビ等のコマーシャルでよく見るようになりました。
確かに適格請求書発行事業者の登録の申請期限は来年3月、残り半年強です。
そろそろ、免税事業者のままなのか、
適格請求書発行事業者の登録を行い課税事業者となるのか
を決める時期なのかもしれません。
でも、課税事業者でも登録申請した方は半分に満たないようです。
年明け、残り3ヶ月を切ると登録申請が殺到することも予想されます。
余裕をもってとなると年内の登録申請だと思います。
それはそれで良いのですが、
じっくり領収書やレシートを見ているとあれれ?ということが結構多いです。
今は区分記載請求書等保存方式です。
きちんと10%と8%に区分した記載が求められます。
しかも驚くことに軽減税率導入前、8%時代のレシートも見かけます。
領収書も10%と8%が混在しているのに、
区分がなく税額のみを記載したものがあります。
手書きの領収書ならばしかたがないかな~と思うのですが、
レジシステムによる領収書でも結構あります。
しかも名の知れた企業です。
【運用か!】
宣伝中のインボイス制度対応のソフトウェア、
スキャンして自動仕訳するということも出来るようですが、
このようなレシートや領収書、どのようになるのでしょうか?
8%と記載されたガソリンのレシート
これって、軽減税率として仕訳されるのでしょうか?
このように今でもおかしなレシートや領収書、
インボイス制度がスタートすれば淘汰されるのでしょうが、
なんとなく心配です。
加えてインボイス制度に対応したソフトウェアの改修や
機器の納品が間に合わないことも考えられます。
心配し過ぎなのかもしれません。
そうか! インボイス制度!
あとは当局の運用次第なのかもしれません。
お手柔らかにお願いしたいものです。