申告書にも!
【令和5年の確定申告書(案)】
今回、令和5年分の確定申告書(案)が公表されました。
早速、確認すると以前にもお話をした第二表の
「特定配当等・特定株式譲渡所得の全部の申告不要」欄が削除されていました。
便利になった思ったのも、つかの間わずか1年での削除です。
この制度、所得税は分離、住民税は総合、所得税は総合、住民税は分離 等
税額の有利・不利で自由に選択できました。
自由に選べること自体が不思議でしたが、
令和4年の税制改正で所得税と住民税の課税方式は一致とされました。
まあ~、仕方ありません。
その他、変更はちょこちょこあったのですが、
そうそう、青色決算書にも変更がありました。
白色の収支計算書にはあったのですが、
青色決算書にはなかった売上先(4つ)と仕入れ先(4つ)の欄ができました。
思わず、何故??です。
【インボイス!】
この欄、よく見ると
売上(仕入)先名、所在地、売上(仕入)金額とともに
登録番号(法人番号)の欄があります!
びっくりです。
ここにもインボイス制度導入の影響が・・・。
きちんと確認という意味合い? しっかり当局として確認?
色々考えてしまいます。
恐らく、法人税、こちらも内訳書?に変更があるかもしれません。
いやはや、インボイス制度、頭が痛いです。