eLTAX、e-Tax、相性が悪い?
【eLTAXで給与支払報告書を送付】
確定申告前の1月、この月は法定調書、給与支払報告書、償却資産税に追われる月です。
年明け、ある得意先の給与支払報告書をeLTAXで送付しました。
初めてのチャレンジ、約3時間かかりましたが、なんとか送付ができました。
初めてにしても時間がかかりすぎと思われる方もいると思います。
言い訳ですが、この得意先、送付団体が44、対象者も200人を超えます。
だからこそ、紙ではなく、電子データとなるのですが、色々問題が生じます。
利用しているソフトがeLTAX用にデータを作成してくれるのですが、各団体に割り当てられている自治体コードが未入力ですと、最初からやり直しです。
未入力は4団体だったのですが、初めてですと戸惑いです。
ようやくアップロードしても自治体コードが間違っているために送信できないことも生じました。
区のある自治体は区の自治体コードではなく、市の自治体コードを入力する必要があり、自治体名も表示されません。
ある意味、仕方がないことですが、もう少しなんとかならないかという気持ちです。
でも、紙で送付するよりはましなのは確かです。
【eLTAXで給与所得の源泉徴収票も送付】
eLTAXでは給与支払報告書のデータ送付とともにe-Taxの法定調書合計表、給与所得の源泉徴収票も送付できます。
これを知った時は、ラッキーと思いましたが、落とし穴がありました。
給与所得の源泉徴収票は送付できても、報酬等の支払調書データは送付出来ないことになっていたのです。
支払調書データは別途、追加の法定調書合計表を作成し送付する必要があるのです。
このシステム、もう少しなんとかならないかと考えてしまいました。
国と地方、組織は別ですが、連携は必要だと思います。
eLTAX、e-Tax、使い方もかなり異なっています。
e-TaxになれているとeLTAXはかなり使いにくいシステムです。
相性がよいといいのですが???