年末調整

【壁がたくさん?】
自民党の政権への執着心、驚かされます!
維新との連立協議、丸のみしそうな勢いです。合意ですかね。
もっとも、合意しても実現するかは?? なにせ、前科も…。
こんな自民党が成立させた年収の壁、年末調整が始まろうとしています。
年末調整、扶養控除をどうするか? ここが悩みの種です。
昨年までは103万円の壁、ここさえ、抑えておけば
住民税の100万円の壁はあるものの、多少の住民税負担で終わりでした。
今年は前にもつぶやいたとおり、配偶者は160万円、
大学生等(19才以上23歳未満)が150万円、それ以外は123万円です。
ここさえ押さえれば所得税は課税されません。
でも、住民税は課税されます。
住民税の壁、100万円から110万円に引き上げられましたが、ちょっぴりです。
結果、所得税は0円でも、住民税は5,000円(均等割均)+10%です。
しかも、忘れてならないのは社会保険料の壁です。
ここは50人以上の会社は106万円、それ以外は130万円です。
そのままかというと大学生等は150万円になり、壁が3つとなりました。
たとえ所得税が0円でも社会保険料の壁を越えれば、保険料がかかります。
税金の壁ではなく、2つ合わせて考える必要があります。
扶養の壁、パート先が50人以上ならば106万円、
これ以外は配偶者が130万円、配偶者以外は123万円、
但し、大学生等はパート先の人数に関係なく150万円です。
住民税の0円を目指すならば人数に関係なしで106万円かな?
よくわかりませんね。
【書類もややこしい】
そうそう、書類もややこしくなっています。
103万円の壁を超えるため、扶養から外した人を追加するためには
昨年末提出の令和7年の扶養控除等申告を再提出する必要があります。
しかも、異動月日及び事由欄に令和7年12月1日改正と記入します。
また、大学生等を扶養にするためにはやたらと題名が長い3枚目、
ここに新設された特定親族特別控除申告に記入する必要があります。
なんということでしょう! 複雑さが進化しています。
さすが! 自民党です! すばらしい!
国民の要望を実現、確かにその面はありますが…。
消費税のインボイスといい、どうなんですかね?
間違いが多発でしょうね。