消費税が課税されるの!
【値上げ!】
今朝、選挙ポスターの掲示板が設置されていることに気がつきました。
解散予定日は9日、公示は15日、
少し早いような気がしますが、選挙モードが・・・。
ところで、この10月も、食料品等の値上げ、それなりにありました。
医療費の自己負担も値上げです。
自己負担は3割じゃないの? という方も多いと思いますが、
医薬品の自己負担が一部の場合、値上げとなります。
先発品とジェネリック品がある医薬品を処方され場合、
今までは3割負担、先発品が100円の場合、自己負担は30円、
ジェネリック品が60円の場合、自己負担が18円だったところですが、
10月からは先発品を希望すると、特別の料金として
別途に100円と60円の差額の1/4、10円を別途負担することになります。
つまり、先発品の場合、自己負担は40円となります。
ジェネリック品の自己負担は18円のままです。
安い方がいいよね~。という感じ、ジェネリック品の普及促進が目的です。
【課税されるの!】
まあ~、制度上、仕方がないのですが、
この先発品の新たな負担、特別の料金、
医療保険の対象ではない、選定療養という位置づけです。
ということは、消費税の課税対象となります。
特別の料金は10円ではなく、10円×1.1=11円となります。
例えば値段の高い抗がん剤などならば、大きな負担となります。
医療費控除はどうなのでしょうか?
今のところ、厚生労働省や国税庁の見解が出ていませんが、
選定療養という位置づけ、医療費控除の対象外となりそうです。
まあ~、先発品とジェネリック品、
高級ホテルのカレーと大衆食堂のカレーという感じ、
好みとは言え、特別の料金、考えさせられます。
しかも、ジェネリック品、品不足の状況が続いています。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような気がします。
もちろん、ジェネリック品の在庫がなく、先発品となった場合、
この特別の料金、不要となります。
そうそう、医療費の自己負担は10円単位、特別の料金は1円単位、
5円玉と1円玉、必要ですね。