物価上昇!

【少額減価償却資産】

石破首相が退陣表明をしました。それはさておき、

予算の概算要求とともに各省庁の税制改正要望が公表されています。

その中で、経済産業省が少額減価償却資産の期間延長とともに

30万円の基準額の引き上げなどの見直しを要望しています。

この制度、中小企業者等であれば

取得価額が30万円未満、かつ年300万円迄を限度に即時償却できます。

中小企業にはありがたい制度です。利用する方も多いと思います。

インフレですもの、当然の要求かと思います。

これを新しい首相と財務省がどう判断するか、気になるところです。

でも、この制度とともに中小企業者等がよく利用する

一括償却資産の制度(10万円以上20万円未満、3年償却)、

この制度の見直し、各省庁の要望には見当たらないようです。

忘れられたのでしょうか?

各省庁になく、与党でも要望されないようならば

ここは一つ、野党の皆さんに頑張ってほしいと思います。

ガソリンの暫定税率や消費税ほどではないにしろ、

物の値段が上がっている、インフレ下では見直しは必要だと思います。

【10万円も】

調子にのっている感じがありますが、

減価償却資産、10万円以上、ここも見直しが必要なのではないでしょうか?

少なくとも平成の初期から変わっていないような気がします。

コロナ禍の頃、10万円未満のPC、ギリギリ9万円台はあったのですが、

今は全て10万円以上です。ちょっといいPCならば20万円以上します。

電動自転車もじりじり上がっています。

企業が従業員に提供する食事、3,500円基準の見直しも

経済産業省の要望として上がっていました。

企業の味方、経済産業省

少額減価償却資産の見直しとともに

一括償却資産の見直し、特に減価償却資産の基準見直し、

ここに力を入れてほしかった気がします。

野党の皆さん、チャンスです。

与党の皆さん、挽回のチャンスです。

経営者にアピールできます。

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