面倒くさい!

【一般取引資料せん】

今月初め、お客さんから

「売上、仕入、費用及びリベート等に関する資料の提出方の依頼について」

という書類が税務署から届いたけどどうすればよい?という連絡がありました。

この依頼、いわゆる「一般取引資料せん」というもので、

半年間の売上、仕入、支払リベート、外注費、交際費等のうち、

一回の決済金額が10万円以上等のものを提出するものです。

資料提出には、一定のフォームがあり、e-Tax又は光ディスクです。

この「一般取引資料せん」、税務署が調査等の参考に収集するものです。

提出は任意ですし、対象がない場合はなしと報告すればよいのですが、

提出依頼が来た以上、提出せざるを得ません。

しかも、今回の期限は9月1日となっています。

対象区分は13、必須項目は7項目(取引先名、住所、年月日、金額等)、

取引金額は10万円以上です。

加えて売上は10万円以上、もしくは期間中の取引きが30万円以上、

交際費とリベートは期間中の取引きが5万円以上となっています。

思わず、おい、おい、結構、大変!と唸ってしまいました。

滅多にないものですが、知ってて損はないと思います。

【面倒くさい!】

この資料提出、データベース化している大企業ならば問題は少ないのですが、

中小企業は大変です。

会計ソフトから対象期間と対象区分(勘定科目)を選択し、エクスポート、

CSVをEXCELに変換し、取引金額を元に、ソートをかける、

取引先を集約し、再度、漏れがないかの確認のため、再度、ソートです。

これで提出のための基礎資料が出来上がります。

この作業、対象区分が13あるので、13回行なう必要があります。

この基礎資料を基に取引先の正式名称と住所を調べることになります。

もっとも、取引先名でソートしているとデータ数は多くても

調べる件数は少ないですが、手間、手間です。面倒くさいです!

やれやれと思っても、取引き年月日に指定があります。

EXCELの日付ではなく、令和7年3月30日は070330とすることが必要です。

これって、どうするの? と考えてしましますが、

強い味方がいます。AIです。便利になりました。

なんとかなりそうですが、「一般取引資料せん」、

提出依頼に当りたくはないですね。

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