確定申告が??
【還付ならば】
確定申告のスタートまで、あと1ヶ月となりました。
皆さん、必要書類の準備に忙しいのではないでしょうか?
早々と用意されている方もいるでしょうが、
これから、資料を集めて集計という方も多いと思います。
給与所得者の源泉徴収票はともかくも、
支払調書や年金の源泉徴収票、これらは1月末迄に届くことが多いです。
もっとも、以前にもお話したと思いますが、
既に国税庁の確定申告書コーナー(HPの右上)が開設されています。
何故かというと還付のみならば2/17の確定申告開始日を待たなくても
確定申告が可能となっているからです。
給与所得のみで、医療費控除、ふるさと納税、住宅ローン控除の還付を
希望する方は早めの申告をお勧めします。
国税庁の確定申告書コーナー、今年は、
医療費控除、ふるさと納税、住宅ローン控除の動画がトップです。
便利になりましたね。参考にするとよいと思います。
【定額減税が!】
便利になったのですが、定額減税が申告でもキーポイントとなっています。
確定申告書の第一表、右側の真ん中、44番に、
定額減税の人数と金額を表示する欄が設けられています。
ここがポイントです。ここが正しいかどうかです。
給与所得者は年末調整で定額減税は終わりなのですが、
申告をすると定額減税がリセットされます。不思議な仕組みですね。
源泉徴収票の人数と金額に変更がない場合はあまり問題がないのですが、
例えば、配偶者の収入が103万円を超えると思ったのだが、
下回ってしまい定額減税の対象となった。
つまり、対象者が増えるような場合です。
この場合、入力画面で定額減税の人数を「変更する」を選択する必要があります。
勿論、年間の所得金額を入力する必要もあります。
定額減税、16才未満の子供さんも対象です。
年末調整で忘れていた方もいると思います。
確定申告で対象に含めることは可能です。
還付をうける人、早めの申告がよいと思います。
しかし、定額減税・・・。