法人税も! インボイス!
【勘定科目内訳明細書】
先月、令和5年分の所得税の青色決算書(案)に
売上先と仕入れ先の欄が新設され、
売上(仕入)先名、所在地、売上(仕入)金額とともに
登録番号(法人番号)の欄が設けられたことをお話しました。
その際、法人税、内訳書?に変更があるかもしれませんと言ったのですが、
見事に見落としをしていました。すみません。
どうも6月30日に令和6年3月1日以後終了事業年度分として
登録番号の欄が新設された勘定科目内訳明細書が公表されていたようです。
※リンク先のページの一番下からみた方が見つけやすい。
令和6年3月1日以後終了事業年度分ですから、
令和5年4月から開始の事業年度分が対象となります。
従来のものにインボイスの登録番号(法人番号)の欄が設けられただけですが、
対象となる勘定科目が多いのです。
売掛金、受取手形、買掛金、支払手形は当然なのですが、
これ以外にも仮払金、貸付金、固定資産、仮受金、土地の売上高、地代家賃、
工業所有権等の使用料、雑益・雑損失等も対象となります。
これって、結構、大変です。
名称、住所とともにインボイスの登録番号です。
勘定科目内訳明細書の作成がお客様であれば請求書や領収書を見つつ、
それなりに大変とは言いつつ対応出来ますが、
勘定科目内訳明細書の作成も会計事務所となると
事前準備が重要となります。
10月以降、勘定科目内訳明細書に記載が予定される会社、個人については
登録番号をきちんと少しずつ、収集・記録する必要があります。
作成の時に気がつくことになれば悪夢です。
法人はなんとかなりますが(登録番号=T+法人番号です)、
個人となると・・・。
いやはや、なんとも・・・。