インボイスが不備!
【税務調査?】
先週、ある業界紙を眺めていると、
電子版で掲載しているインボイス制度Q&Aのアクセス数のランキングの
記事が掲載されていました。
最もアクセスが多かったのは
「インボイスの記載に不備がある場合の税務調査での対応?」です。
早速、内容をチェック、公開されている会議録も確認しました。
2月10日の財務金融委員会の財務大臣等の答弁(要約)です。
「税務調査は、大口で悪質な不正計算が想定されるなど調査必要度の
高い納税者を対象としているところです。
これまでも、請求書等の保存書類などの軽微な記載事項の不足を
確認するための税務調査は実施していないと承知をしています。
制度導入後も、こうした方針に特に変更はないと聞いております。」
「制度の定着を図るため、調査の過程でインボイスの記載不備を
把握したとしても、インボイスだけでなく他の書類等を確認するなど
柔軟に対応していく考えです。」
ホイッスルが鳴るテレビCM等もあり不安がありましたが、
納得です。かなり不安が解消しました。
【そうだよね!】
実際、8%から10%の引き上げの際も
レジのソフト等や交換が間に合わないなどのトラブルがありました。
今回も同様だと思います。
9月には課税事業者への登録申請が増えることが予想されています。
現状、申請して登録番号が届くのはe-Tax申請は約1ケ月半、郵送は3ケ月です。
9月に郵送申請すれば登録番号が届くのは12月です。
届いても請求書等の準備に手間取れば、登録番号記載は年明けかもしれません。
国会答弁によると税務調査は大口で悪質な不正計算が中心ですし、
他の書類等の確認などもあり柔軟です。
10月! 請求書・領収書、インボイスに見えなくてもあわてることなく、
登録申請していますか? そうなの~。 9月に申請なの~。 大変ね!
交換が間に合わない? やっぱりね! しかたないよね。
でよいと思います。
落ち着いて対応しましょう。
そうそう~。悪用はダメですよ。