海外はむずかしい!
【追徴税額・・・!!】
最近、なんとなく脱税の報道が多いように感じます。
時期が時期でもありますし、毎年繰り返されることなのでしょう。
報道内容をみると??と言う感じがします。
インフルエンサーの無申告、
海外のペーパーカンパニー(タックスヘイブン)を利用した人もいるようです。
そう言えば、びっくりしたのが約52億円の申告漏れです。
どうも海外の会社の資産運用益を申告しなかったようです。
追徴税額は約18億です!!!
この会社、タックスヘイブンにあり、
加えて「国外転出時課税制度」も対象となったようです。
ダブルパンチです。
これらの報道の対象者、それなりの事業家や資産家の方です。
顧問税理士は?? という感じもあります。
もちろん、全てを把握するのは難しいのですが、
最近の傾向を話しつつ、
注意喚起ということはできるような気がします。
【自動情報交換!】
以前にも話をしたとおり、
海外、ここ数年、注意事項となっています。
海外だから大丈夫!
この考え方はやめたほうがよいと思います。
平成30年以降、各国の税務当局は非居住者の口座情報を交換しています。
CRS(共通報告基準)-情報の自動情報交換― という制度です。
結構な数の国が参加しています。
ケイマン諸島、パナマ、マン島など有名な地域も参加しています。
アメリカ? アメリカは参加していない!と思う人もいると思いますが、
アメリカは租税条約により早くから情報交換しています。
海外、極めて難しいです。
相当高度な知識がないと合法的節税は難しくなってきています。
少数の専門のコンサル会社のみでしょう!
しかし、この傾向の話題提供、
かなり難しいのですが、
これならばできるような気がします。
もっとも、聞く耳を持っていない方もいますが。